こんにちは!ストレッチヒーロー福山春日店です!
今回はボクサー筋とも言われる前鋸筋についてです!
あまり知られていない筋肉ですが、肩甲骨を動かす筋肉の中で2番目に大きい筋肉なんです。(1番は僧帽筋)
主に肩甲骨外転で使われます。
なので腕を前に押し出す時も働きます。(ボクシングのパンチとか)
「だからボクサー筋なのか!確かにボクサーの脇腹はポコポコしてる気がする。」
そして前鋸筋が表に出るのは下部の一部だけです。


起始
第1~8(9)肋骨の外側面中央部
絵がうまく書けなかったのでわかりにくいですが、大体こんな感じで肋骨の1~8,9まで1本ずつ筋肉がくっついています。
停止
肩甲骨の内側縁
肩甲骨の内側(肋骨側)にくっついています。
主な働き
肩甲骨の外転
肩甲骨の下方回旋(上部)
肩甲骨の上方回旋(下部)、肩甲骨が固定されている時は肋骨の挙上(下部)
日常生活では腕を前に出すときに使われたり、息を吸うときに肋骨を持ち上げてくれたりします。
なので前鋸筋が硬くなってしまうと、
肩甲骨が前に引っ張られて外転した状態になる
☟
巻き肩、猫背になる
☟
肩こり、呼吸の浅さにつながる
そして前鋸筋は大きい筋肉なので、近くにある小胸筋や、拮抗筋である菱形筋にも影響がでてしまう、ということが考えられます。
何よりも肩甲骨の動きが悪くなると、肩の制限に繋がってしまうので、腕が上がりにくくなったりしてしまいます。
当店は肩こりの悩みでご来店される方が多く、そのほとんどの方は肩甲骨の動きがかなり悪い印象です。
もちろん、背中周りの筋肉が肩こりの主な原因なのですが、体の前にも原因はあるのです。
自分では動かしづらい肩甲骨、肩甲骨はがしで動かします。
【あなたの体、伸ばします】
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