みなさん!
足裏(土踏まず)のアーチを気にしたことがありますか?
~足裏(土踏まず)のアーチとは?~
足のアーチとは土踏まずにあるドーム型のことです。
人が二足歩行できるのは、アーチ構造が発達している
からなのです!このアーチ部分が体を支えることによって
歩くという動作ができます。しかし、このアーチが下がって
しまうことで足・膝・腰に様々な問題が生じてしまいます。
~足裏(土踏まず)のアーチの種類~
人の足の裏には、外側縦アーチ、内側縦アーチ、横のアーチ形状
があります。片足には3か所のアーチがあり、それぞれ、
前後方向、左右方向、水平回転方向の姿勢制御を容易に行う
機能を果たしています。また、アーチ形状がバネのように作用する
ことで、足にかかる衝撃を緩和させる役割もあります。
この3つのアーチのお陰で歩いたり走ったり日常の歩行動作が
できているのです!
~アーチの構造が崩れる原因~
・滑りやすい靴や足に刺激を与えない靴を履いている
・足に合わない靴を履いている
・硬い地面での運動
・長時間の立ち仕事
・運動不足
・各種足の疾患
・肥満や高齢
など次第にアーチが悪くなってしまいます。
アーチの構造や形状に異常が生じれば、足はもちろん
足首、膝、お尻、腰、首など全身のバランスが崩れ
身体が不調になる恐れもあるのです!
足裏のアーチが下がることで生じる
・偏平足
・足底筋膜炎
・外反母趾
・魚の目
・足の裏が痛い、疲れやすい
などの様々なトラブルが生じやすくなります。
なので、足裏のアーチはとても重要で、体の調子を
整える上でも欠かせない部分だと考えましょう!
そこで今回は、家でもできる足裏のトレーニングと
外反母趾にも良いストレッチをご紹介します!


まずは、外反母趾にも良いストレッチです。
右の写真のように黄色い個所をぐーっと伸ばします。
次に左の写真のように伸ばしてください。
足を開きにくい人は、拇趾内転筋という個所を伸ばすと効果的です。
次は、足裏アーチのトレーニングです!

①タオルが動かないようにペットボトルなどの重りを乗せましょう!
かかとをつけた状態で、足指5本を使ってタオルを握る。(5秒キープ)
※座った状態でタオルに向かって膝をまっすぐに向けましょう。
O脚やX脚気味の人は、足指を動かそうとするとどうしても膝が正面から
ずれて、内側、外側に動いてしまう傾向があるので、常に正面に向いている
かチェックしながら行いましょう。
②かかとをつけた状態で、タオルを床から上に持ち上げる。
(5秒キープ)
③足指を広げ、タオルを離す。
(広げたまま5秒キープ)
①~③を10回2~3セット行いましょう!
足裏のアーチを大切にして、
健康な体作りを目指しましょう!
コメントをお書きください